ふたつのリアル富士

何処にいても、ここから見えるんじゃないかという所からは誰でも
絶対に探すのは富士山。人気絶大。
人気というよりも、富士山があるんだという安心感かも知れません。

先月、数年ぶりに富士山を見に行きました。
"見に行きました"と言っても、行けば必ず見えるかと言えば
そんなことはなくて、その時も予報では連日雨か曇でした。

数年前の春に行ったときには、見事なダイヤモンド富士を見る
ことができましたし、車で富士山のまわりを一周したときには
あらゆる角度から富士山が見えて感動的な旅ができました。
何度も通っている人から、こんなに富士山が綺麗に見えるのは
今回が初めてだと聞いて、その言葉が信じられないくらい良い
眺めを堪能することができました。



今回は富士宮に着いたときもやっぱり雨、前回がきっと奇跡の
旅だったんだと半分あきらめて、富士山の近くにいるんだという
満足感だけでも良いと覚悟して、陣馬の滝や朝霧高原付近を
車でドライブしました。翌日もきっと雨か曇だろうと思っていたら
天気予報を見ると、何故だか夜中から昼ごろまで晴れになると
いう、またまた奇跡的な展開。
そして、このような富士山を見ることができました。

fujihokusai320.jpg

これも告知されて以来、見に行きたいと思っていた富士山。
大阪で見える富士山、北斎の富士。
ハルカス美術展で開催されている北斎展に行ってきました。
前列をキープしながら、展示されていた作品全てをじっくり
鑑賞してきました。とにかく入場者が多かったので、3時間
くらいは掛かったと思います。ここの富士山を見るのにも
それなりの覚悟が必要だったのは言うまでもありません。

メキシコの伝説的なトリオ、ロス・パンチョスが歌う富士山、
"Se llama Fujiyama -その名はフジヤマ-"も是非いちど聴いて
いただければと思います。

このリンクで聴いていただけそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=wlbOu_dlZxQ

フリーダ・カーロのお気に入り

フリーダ・カーロの作品が多く展示されている彼女の実家で住居
でもあったメキシコシティのコヨアカン地区にあるCasa de Azul
-青の家-やソチミルコ地区にあるMuseo Dolores Olmedo Patiño
-ドローレス・オルメド・パティーニョ美術館- では、彼女自身が
描いた肖像画や普段彼女が来ていた服なども展示されています。

それらを見ると、フリーダが普段から刺繍が施されたブラウスや
ワンピースなどを好んで着ていたことがよく分かります。
オアハカ州を中心とした地方でよく着られている民族衣装ですが、
父母のルーツはともかくとして、自分自身はメキシコ人であると
いうアイデンティティを主張するためでもあったのでしょう。



これはメキシコシティにある民芸品の店の写真ですが、
このところ街中やテレビでメキシコの民族衣装を彷彿させるような
刺繍が施されたブラウスやチュニックをよく見掛けますね。
若い女性を中心にちょっとした流行のようになっているようですが、
そのエスニック感が気に入られているのか、単にカワイイということ
なのか分かりません。ただ、メキシコ好きの僕としては、少しだけ
でもいいので、メキシコも感じて欲しいなぁと思うばかりです。

サンシャワー - 東南アジアの現代美術展 -

ここ数年上京する機会がなかったのですが、「そろそろ会いに
来ないともうこの世では会えないよ!」と脅されて(笑)、
学生時代に金欠病に掛かると居候としてお世話になった先輩の
お母上に会いに行ってきました。

上京したついでに三菱一号館美術館で開催されていたレオナルドx
ミケランジェロ展に行こうと考えていたのですが、急きょ変更して
国立新美術館と森美術館の2館で同時開催の"サンシャワー展"へ
行ってきました。

この作品、ばフィリピンのフェリックス・バコール氏の作品で、風鈴を
使っての作品の一部です。自然の風を感じ、光を感じ、音を感じ、
「いま我々が過ごしている世界の状況を感じましょう」というような
作品なんでしょうか。アートは、それを見る人の内面に触媒として
働くようなもののようです。



今回の展覧会では、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、
マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピンなどの
東南アジア各国のアーティトの現代美術を鑑賞することができ
たのですが、その多くの作品の作者が同年代だということに
気付き、何か申し訳なくやるせないような気持ちになりました。

安保闘争などの時代を経た日本の我々世代が、遊び呆けているとき。
東南アジア各国の同世代達は、内戦や戦後のどさくさのなかで、
苦しみ、そしてもがいていたんだと、多くの作品が語っているのを
肌で感じることができました。お時間がおれば、是非足を運んで
鑑賞していただきたいと思います。

tokyo02.jpg

その日は、ちょうど金曜日だったこともあって、六本木から上野に
移動して国立科学博物館の深海展にも行ってきました。
話題の深海魚デメニギスの標本などもあって感激でした。

神戸のような典型的な地方都市に長く住むようになると、東京に
住んでいたころはあまり感じなかった人の多さにも本当に参って
しまいますが、たまに行くと時間が足りないくらい行くところが
多いです。今回会えなかった友人・知人にも、また近いうちに
会えればいいのですが。


カディワークスさん - KHADI WORKS -

日本には古くから"たたら製鉄"と呼ばれる鉄の製法があって
日本刀や千年釘と言われるような素晴らしい鉄製品が作られ
てきました。純度の高い鉄本来の強さと質感は、部材として
構造物を支え、最終製品として周りの雰囲気を一変させるよ
うな力強さがあります。

ポストモダン建築の主役は、セメント・ガラス・アルミなど
大量生産に適した材料で、確かに鉄も構造材としては大量に
使われていますが、その鉄は大規模な製鉄所で製造されるよ
うな炭素鋼で純度の高い鉄ではありません。

メキシコには、まだ多くの鉄の工房があって窓枠やフェンス
など建築金物を制作しています。コンティーゴではタイルが
取扱い品の中心になっていますが、数年前までアイアンやテ
ラコッタの工芸品・民芸品も取扱っていました。

日本でも鉄の建築金物などを作っている工作所はあるので
すが、ひとつずつ手作りで鉄製品を作る工房はあまりあり
ませんでした。



このところ、時代の流れとして本物を求めるユーザーが増え
たからでしょうか、手作りのアイアン製品を作る工房が少し
ずつ各地に生まれています。

今日ご紹介するのは、カディワークスさんです。
千葉県の南房総市で鉄工房をスタートされたというお知らせ
と共にコンティーゴの文字タイルを使ったネームプレートの
写真を送ってくださいました。

ウエッブサイトでは、作家ご本人やネームプレートを始め
家具や建築金物などの制作事例の写真などが紹介されています。
https://khadiworks.wixsite.com/khadiworks

お問合わせは、工房を主宰されている"吉田 尚洋さん"まで
お願いいたします。
E-mail:khadiworks@gmail.com
Tel.:090-8517-8189

ここは、スペイン?..メキシコ?

お客様から「タイルの枚数が足りなくなりました」ということで、
施工中の写真を送ってくださいました。

海外に送った筈ではなかったのですが、送っていただいた写真は、
どう見ても海外の施設のようなのですが、実は関東の某所なんです。
プライベートな施設なので具体的にはご紹介できないのですが、
嬉しいことに、写真の公開はOKしていただきました。



使用されているのは、R2141(105mm角)とS2186(50mm角)のタイル。
コバルトブルーとメキシカンホワイトの青白にカラーを統一されて
全体的にシックな感じで素敵です。タイル達も故郷に戻ってきたの
かと勘違いしたのではないでしょうか。

105mmと50mmのタイルを上手く組み合わせて施工していただいて、
大小のコンビネーションの素晴らしい施工例としてご紹介する
ことができました。

tilepractico29.jpg

パティオ全体は、こんな感じです。
ロートアイアン、漆喰の壁、床のテラコッタタイル、木製の柱、
自然素材が使用され手作りされたものの持つあたたかみのある
仕上がりが、海外の施設では?と見間違ってしまった訳です。

tilepractico30.jpg

H様、有難うございました。
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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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