Lima, Peru - リマ -

先日ペルーに行ってきました。南米大陸はやっぱり遠いなぁというのが実感でした。
行くのに慣れている筈のメキシコでさえ遠いなぁと感じる今日この頃、若い頃DC8に
搭乗しブラジルまで行ったときに今ほど大変だと思わなかったのは若さゆえなんでしょうね。

この写真は、リマの街角で見掛けた露天市です。こういう市のことをメキシコでは
ティアンギス-tianguis-と呼ばれています。ペルーではカチーナ-cachina-と呼ばれる
らしいのですが、現地の人に確認するのをうっかり忘れてしまいました。
一般的に Mercado al aire libre と言えば、スペイン語圏の国では通じると思います。

この露天市のまわりには、穀物・食肉・青果・日用品・おもちゃなど、それぞれの専門店
が何軒も集まって軒を連ねて通りがセクションごとに分けられているような感じです。
その様子は、写真をご覧いただけば分かるのですが、多くの人でごったがえし活気に
満ちていて、大きな荷物を頭の上に乗せている人達が沢山いました。



次の写真は、プラサ・ドス・デ・マーヨ-Plaza 2 de Mayo-にあるロータリーで撮った
ものですが、ペルー独立後の1886年5月2日にスペイン海軍との海戦での戦勝を祝う
モニュメントが建てられた広場ですが、モニュメントが建てられてから数十年後に
広場の周りをパリの凱旋門近くの町並みに似せてフランス風の建築物を囲むように
作られたのですが、建物の1階部分にはいくつもの楽器店が軒を連ねていて賑わって
いるようでした。世界遺産の歴史地区に続く地域なので、この雰囲気のある街並みが
このまま維持されればと思います。

peru02.jpg

訪れた日のリマでは、ワールドカップ直前で、ペルー代表チームが9大会振りに出場権を
得たことや経済自体も上向いていることが実感できるような感覚があって、若かったころの
自分であれば、面白い仕事ができそうなこういう国で働きたいときっと考えただろうなぁと
少し懐かしい気分も味わえました。

León - レオン -

メキシコでいろいろな種類の陶器を探していたとき、メキシコ中部にあるレオン市に
感じの良い陶器を作っている工房があるという情報があって訪ねたことがありました。



レオンと言えば革の街として有名なんですが、その中でも靴が特に有名でカジュアルな
ものからビジネスシューズやウエスタンブーツまでいろいろなものが揃っています。
このレオンで作られたものは、質の良い靴が多くて、日本で販売されているメキシコ製の
しっかりした作りのウエスタンブーツは、おそらくレオンで作られたものだと思います。

レオンは、首都メキシコシティとメキシコ第二の都市グアダラハラの中間に位置している
グアナファト州の都市で、周辺は農業地帯が広がっているところだったのですが、近年は
日系の主に自動車関連の企業が多く進出して、かつてよりさらに活気があるところになって
いるようです。

leon04.jpg

グアダラハラに住んでいた頃は、仕事でよくレオンを訪れましたが、町の雰囲気も良く
気候も良いところなので、大好きな町のひとつでした。もう30年以上の前のことですが、
あの当時から1軒だけ日本食のレストランがあって、そのオーナーが美大出身のアーティ
ストだったのを思い出しました。アーティストとしてだけでは、なかなか生活していけ
ないので、レストランを始めたというような話を伺ったような記憶があります。

あのレストラン、どうなったのかなぁ?
日本食ブームが続くメキシコですから、きっと大きくなっているでしょう。
次に行く機会があれば、訪ねてみようと思います。

新作 2018 - その3 -

新作タイルご紹介の第3弾(最終回)です。

今回ご紹介する3つのタイルは、もともと釉薬を塗らない部分を作り
テラコッタ本来の素材色を見せているのが特色だったのですが、
その部分を敢えてメキシカンホワイトで埋めることによって、無地の
タイルとも相性の良いタイルになるようにしました。

この品番"R8026"(105 x 105mm)も、廃業してしまったタイル工房に
作ってもらっていたデザインで、魚をモチーフにしたタイルを加えた
かったので、数年の間廃番になっていたものを復活させました。



次の品番"R8901B"(105 x 105mm)の末尾の"B"は、スペイン語で
白という意味の"BLANCO"の頭文字の"B"で、品番"R8901"の
釉薬を塗ってなかった部分を白抜きにしたものです。
続く品番"R9001B"も同じように"R9001"のベース色を白抜きにした
もので、テラコッタ本来の素材色を出したものと比べてかなり印象が
変わった感じがします。

tile8901Breg150.jpg

tile9001Breg150.jpg

今回、12種の新しいデザインを作りましたが、ご好評をいただいて
いるようで嬉しい限りです。新しいデザインを増やすにあたっては、
工房とのやりとりを含めて困難な点も多いのですが、需要の低い
デザインを廃番にしつつ、今後ともお気に入りいただけるデザインを
採用していければと考えています。

新作 2018 -その2-

新作タイルご紹介の第2弾です。

当ショップのラインアップは、スペインから伝わった柄やメキシコ独自の柄など
幾何学的な模様が中心ですが、人気が高い鳥をあしらったデザインは数点を
ご用意しています。

この品番"R2170"(105x105mm)は、これまでのコバルトブルーとメキシカン
ホワイトにライトブラウンが少し加わっただけですが、品番"R2184"と構図は
よく似ていにもかかわらず全く違った印象になっています。



次の品番、"R3121N"(105x105mm)は、少しイスラムの影響があるような紋様が
特徴的で、スペインからさらにメキシコへと技術や伝統が伝播していったのだろう
という歴史さえ感じさせてくれるデサインです。

tile3121Nreg150.jpg

この品番、"R8015Y"(105x105mm)は、品番"R8015"とほぼ同じデザインですが、
角々にある紋様と中央にある花の花びらの部分が、コバルトブルーからイエローに
置き換わっているだけなのですが、それだけで華やかさが一変してしまいますね。

tile8015Yreg150.jpg

次の3つのデザイン"R8023""R8024""R8025"(105x105mm)は、メキシコタイルと
しては珍しいデザインですが、やはりイスラムからスペインに伝わったのではという
ような印象のする紋様のタイルです。モダンなデザインと伝統的なデザイン、
それぞれをメキシコの職人さん達が、素朴な感じに仕上げてくれているところが
なんとも良い感じです。

tile8023reg150.jpg

tile8024reg150.jpg

tile8025reg150.jpg

My Favorite Things - 私のお気に入り -

名古屋市のM様が、ご自宅に飾られたタイルの写真を
送ってくださいました。

お便りには、メキシコのタイルのことを凄く気に入って
いらっしゃって、テレビの番組でタイルを販売するショ
ップが紹介されたのをご覧になって、どうしても入手し
たいとの思いから、いろいろと入手先を探された結果、
コンティーゴのショップに行きつかれたということです。



ご苦労の末に入手されたタイルですが、実物もお気に入り
いただいたご様子で、当方としても嬉しい限りです。
メキシカラーでとても明るいキッチンになりましたね。

tilepractico36.jpg

運命的にと言えば大袈裟になってしまいますが、M様に
メキシコのタイルをお届けするまでには、次のような紆余
曲折・試行錯誤の連続ではありました。

と言うのも、アイアンのガーデンファニチャーや陶器の
植木鉢などと一緒に輸入していた頃からお付き合いいた
だいていたタイル工房から、1年後に廃業する予定だと
いうことを聞いて、それは大変なことになったということで、
現地に行ってレンタカーを運転しながら一人でいくつかの
産地を回り、電話帳などで調べながら一つひとつ工房を
訪ねて回りました。

実際に訪ねてみると、こちらが必要とするサイズのタイルを
作っていなかったり、従来とは違う工程で作られていたり、
仕上がったタイルを積みだすには困難な場所に工房が建てら
れていたり、電話や人伝ではなく本当に訪ねてみないと分か
らないことが沢山ありました。インターネットはともかく、
ファックスが無い工房もけっこうありました。そうなると
日本からの連絡すら満足に取れないことが予想されますし、
というか絶対に音信不通になることが目に見えていました。

メキシコでも先端産業の分野では日本と変わらないと言いま
すか、むしろ進んでいる部分もあったりするのですが、こと
工芸品や民芸品の世界になると、コミュニケーション手段で
あったり、商慣行であったり、それはもう時代錯誤に陥る
ほどの感覚なので、おそらく殆どの日本人は耐えられないだ
ろうなというのが予想できます。

このような難局も数十年来のメキシコ人の友人達がいろいろ
と協力してくれていて、現在もなんとかそれを乗り越えられ
ている状況で、現地の友人達には本当に感謝しています。

グダグダと書いてしまったのですが、こうやっていろいろな
波を乗り越えてメキシコから日本にやって来たタイルが、
皆さんのお手元に届いて、そして喜んでいただければ、
ハンドルを握ってタイルを探した甲斐があったと思うことが
できて嬉しさも格別です。

M様、お写真を送っていただき有難うございました。
当方も今お付き合いいただいているタイル工房との出会いに
いたる旅のことなど、いろいろ懐かしい思い出に浸ることが
できて本当に良かったです。

プロフィール

TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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