ジャズを映画で

明けましておめでというございます
本年もよろしくお願い申し上げます

いつもながらのお正月を過ごしておりますが、その"いつもながら"の
お正月を過ごせるということが幸いなことだと感じています。

昨年は、マイルス・デービスの"Miles Ahead"、チェット・ベイカーの
"Born to be Blue"、"La La Land"、そしてジャンゴ・ラインハルトの
"永遠のジャンゴ"などなど、ジャズミュージシャンやジャズに関わりが
ある映画が見られて良かったのですが、今年もそんな映画が公開されれ
ばと楽しみにしています。

"La La Land"以外の映画は、シネリーブルのようなミニシアターで上映
されたのですが、ジャズというとちょっとマニアックな感じするので
しょうか、小さなシアターでも客席の埋まりぐあいは疎らでした。
どれも見ごたえのある映画だったので、ちょっと残念な気もします。
特に"永遠のジャンゴ"では、学生時代からジャンゴ・ラインハルトが
不自由な手でどのようにギターを弾いている姿がイメージできなかった
のですが、躍動感のあるジャンゴを実際に見ているような感覚が体感
できて素晴らしかったです。

YouTubeでは、画像の良し悪しは別として、いろいろなミュージシャン
の演奏、しかも本人の演奏を見られるのは貴重で、動く博物館が自宅に
やってきたような感じさえします。名演奏・名場面などが簡単に見られ
るような時代になったことに感謝し、これからも楽しんでいきたいと
思っています。

映画"永遠のジャンゴ" 公式サイト←クリック

陶器の取っ手

前回の続きですが、未明から午前中に掛けて富士山を十二分に
楽しんだあと、熱海に向かってドライブしました。

20代の前半、メキシコへ赴任する前の部署では、各地のガス
会社を訪問して、製造ガスの除湿装置や圧送機を紹介していま
したが、熱海や小田原も何度か訪ねた覚えがあります。
今回の訪問は、その時以来のことなので、少なくとも30年の
年月が過ぎていることは間違いありません。とにかく、久々の
訪問になりました。

熱海に到着して数時間は、そこそこの空模様でしたので、宿に
入る前に、來宮神社とMOA美術館を訪ねました。

今回の熱海では、そこここで歳月という二文字が思い浮かぶ旅
になりました。來宮神社のご神木の大楠、MOA美術館に展示
されていた数々の作品はもちろんのこと、庭園に移設されてい
た片桐門に施された鉄の造作が、なぜか500年近く前に施さ
れたとは思えないような違和感のようなものを感じてしまいま
した。この写真が片桐門です。



もうひとつは、この陶器製の引戸の取っ手です。熱海には古い
宿がけっこう残っているようですが、この宿も100数十年前
に建てられたということでした。この取っ手も創業当時から使
われていたのかどうか、けっして新しいものではなさそうでし
たが、タイルに似た質感のものにはついつい目が行ってしまい
ます。

atami01.jpg


ふたつのリアル富士

何処にいても、ここから見えるんじゃないかという所からは誰でも
絶対に探すのは富士山。人気絶大。
人気というよりも、富士山があるんだという安心感かも知れません。

先月、数年ぶりに富士山を見に行きました。
"見に行きました"と言っても、行けば必ず見えるかと言えば
そんなことはなくて、その時も予報では連日雨か曇でした。

数年前の春に行ったときには、見事なダイヤモンド富士を見る
ことができましたし、車で富士山のまわりを一周したときには
あらゆる角度から富士山が見えて感動的な旅ができました。
何度も通っている人から、こんなに富士山が綺麗に見えるのは
今回が初めてだと聞いて、その言葉が信じられないくらい良い
眺めを堪能することができました。



今回は富士宮に着いたときもやっぱり雨、前回がきっと奇跡の
旅だったんだと半分あきらめて、富士山の近くにいるんだという
満足感だけでも良いと覚悟して、陣馬の滝や朝霧高原付近を
車でドライブしました。翌日もきっと雨か曇だろうと思っていたら
天気予報を見ると、何故だか夜中から昼ごろまで晴れになると
いう、またまた奇跡的な展開。
そして、このような富士山を見ることができました。

fujihokusai320.jpg

これも告知されて以来、見に行きたいと思っていた富士山。
大阪で見える富士山、北斎の富士。
ハルカス美術展で開催されている北斎展に行ってきました。
前列をキープしながら、展示されていた作品全てをじっくり
鑑賞してきました。とにかく入場者が多かったので、3時間
くらいは掛かったと思います。ここの富士山を見るのにも
それなりの覚悟が必要だったのは言うまでもありません。

メキシコの伝説的なトリオ、ロス・パンチョスが歌う富士山、
"Se llama Fujiyama -その名はフジヤマ-"も是非いちど聴いて
いただければと思います。

このリンクで聴いていただけそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=wlbOu_dlZxQ

サンシャワー - 東南アジアの現代美術展 -

ここ数年上京する機会がなかったのですが、「そろそろ会いに
来ないともうこの世では会えないよ!」と脅されて(笑)、
学生時代に金欠病に掛かると居候としてお世話になった先輩の
お母上に会いに行ってきました。

上京したついでに三菱一号館美術館で開催されていたレオナルドx
ミケランジェロ展に行こうと考えていたのですが、急きょ変更して
国立新美術館と森美術館の2館で同時開催の"サンシャワー展"へ
行ってきました。

この作品、ばフィリピンのフェリックス・バコール氏の作品で、風鈴を
使っての作品の一部です。自然の風を感じ、光を感じ、音を感じ、
「いま我々が過ごしている世界の状況を感じましょう」というような
作品なんでしょうか。アートは、それを見る人の内面に触媒として
働くようなもののようです。



今回の展覧会では、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、
マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピンなどの
東南アジア各国のアーティトの現代美術を鑑賞することができ
たのですが、その多くの作品の作者が同年代だということに
気付き、何か申し訳なくやるせないような気持ちになりました。

安保闘争などの時代を経た日本の我々世代が、遊び呆けているとき。
東南アジア各国の同世代達は、内戦や戦後のどさくさのなかで、
苦しみ、そしてもがいていたんだと、多くの作品が語っているのを
肌で感じることができました。お時間がおれば、是非足を運んで
鑑賞していただきたいと思います。

tokyo02.jpg

その日は、ちょうど金曜日だったこともあって、六本木から上野に
移動して国立科学博物館の深海展にも行ってきました。
話題の深海魚デメニギスの標本などもあって感激でした。

神戸のような典型的な地方都市に長く住むようになると、東京に
住んでいたころはあまり感じなかった人の多さにも本当に参って
しまいますが、たまに行くと時間が足りないくらい行くところが
多いです。今回会えなかった友人・知人にも、また近いうちに
会えればいいのですが。


ロマンス、それから - その10 - ベレンの植物園 Jardin Zoogotanico da Amazonia -

テレビ欄でアマゾン川とかカリブ海などのワードを含むタイトルを
見付けると、懐かしさもあってついつい見てしまいます。

先日も番組でマナティーを見る機会があったのですが、若いころに
訪ねたアマゾン河口にある都市ベレンに行ったときのことを思い出
しました。

現地の人にお勧めのスポットということで教えていただいた市内の
動植物園を訪ねたときに撮影した写真です。マナティーの池には、
草がいっぱい水面に浮いていてあまりよく写っていませんが、かろ
うじて胴体と尻尾の部分が写っています。実際には柵が低く間近に
見える池なので、動くとよく見えました。



他にも電気ウナギの池があって手を伸ばせば届くようなところに
何匹もが重なり合っているところが見られたのが驚きでした。
間違ってドボンと落ちてしまうと大変なことになりますが、日本の
水族館などではせいぜい数匹が水槽で泳いでいるだけですが、
この写真に写っているだけでも十数匹の電気ウナギが見えます。

belemzoobotanico02.jpg

この時もいつものように一人でブラブラと園内を歩いていたのです
が、通路を歩いていると放し飼いにされているカピバラがいて、
こちらが歩くとカピバラも歩き、止まるとカピバラも止まってチラ
リと後ろを振り返ってこちらを見る恰好が本当に愛らしかったと
今でも鮮明に覚えています。

belemzoobotanico03.jpg

メキシコのカンクンに最初に訪れたときにもホテルゾーンから少し
離れたところにある道で野生のカピバラを見掛けました。この時も
近づくと少し離れて、止まると同じように止まってチラリとこちら
を振り返る様子は全く同じでした。あの頃は、まだカンクンの開発
が始まったばかりのころで、現在のような本格的なリゾートエリア
が無かったころで自然がいっぱいありました。野生のインコの大群
が頭のすぐ上を横切ったり、人工的な入江ではなくまだまだ本当の
自然が残っていた貴重な空間を体験できて幸運だったと思います。

因みに、前回の「ロマンス、それから」は、なんと2009年にアップ
していました。
http://contigo.blog69.fc2.com/blog-entry-128.html
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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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