León - レオン -

メキシコでいろいろな種類の陶器を探していたとき、メキシコ中部にあるレオン市に
感じの良い陶器を作っている工房があるという情報があって訪ねたことがありました。



レオンと言えば革の街として有名なんですが、その中でも靴が特に有名でカジュアルな
ものからビジネスシューズやウエスタンブーツまでいろいろなものが揃っています。
このレオンで作られたものは、質の良い靴が多くて、日本で販売されているメキシコ製の
しっかりした作りのウエスタンブーツは、おそらくレオンで作られたものだと思います。

レオンは、首都メキシコシティとメキシコ第二の都市グアダラハラの中間に位置している
グアナファト州の都市で、周辺は農業地帯が広がっているところだったのですが、近年は
日系の主に自動車関連の企業が多く進出して、かつてよりさらに活気があるところになって
いるようです。

leon04.jpg

グアダラハラに住んでいた頃は、仕事でよくレオンを訪れましたが、町の雰囲気も良く
気候も良いところなので、大好きな町のひとつでした。もう30年以上の前のことですが、
あの当時から1軒だけ日本食のレストランがあって、そのオーナーが美大出身のアーティ
ストだったのを思い出しました。アーティストとしてだけでは、なかなか生活していけ
ないので、レストランを始めたというような話を伺ったような記憶があります。

あのレストラン、どうなったのかなぁ?
日本食ブームが続くメキシコですから、きっと大きくなっているでしょう。
次に行く機会があれば、訪ねてみようと思います。

フリーダ・カーロのお気に入り

フリーダ・カーロの作品が多く展示されている彼女の実家で住居
でもあったメキシコシティのコヨアカン地区にあるCasa de Azul
-青の家-やソチミルコ地区にあるMuseo Dolores Olmedo Patiño
-ドローレス・オルメド・パティーニョ美術館- では、彼女自身が
描いた肖像画や普段彼女が来ていた服なども展示されています。

それらを見ると、フリーダが普段から刺繍が施されたブラウスや
ワンピースなどを好んで着ていたことがよく分かります。
オアハカ州を中心とした地方でよく着られている民族衣装ですが、
父母のルーツはともかくとして、自分自身はメキシコ人であると
いうアイデンティティを主張するためでもあったのでしょう。



これはメキシコシティにある民芸品の店の写真ですが、
このところ街中やテレビでメキシコの民族衣装を彷彿させるような
刺繍が施されたブラウスやチュニックをよく見掛けますね。
若い女性を中心にちょっとした流行のようになっているようですが、
そのエスニック感が気に入られているのか、単にカワイイということ
なのか分かりません。ただ、メキシコ好きの僕としては、少しだけ
でもいいので、メキシコも感じて欲しいなぁと思うばかりです。

フィエスタ・メヒカーナ 2016 in Osaka

毎年9月になると16日のメキシコ独立記念日を思い出すと同時に、
大阪梅田のツインビルのところで開催されるフィエスタ・メヒカーナの
ことを思い出します。

今年は、今週末の9日(金)~11日(日)までの3日間です。

イベントスペースにあるステージでは、写真のようにマリアッチ発祥の地
グアダラハラから来日したグループのライブ演奏があったり、メキシコの
民族舞踊なども披露されるので、コロナビールを片手に小腹が空けば
焼き立てのタコスをつまむのもまた良しです。スペースへの入場は無料
なので、昼ごろからスタートするステージをのんびり楽しむことができます。

日頃なかなかメキシコという国と縁がないという方々には、お気軽にその
雰囲気に触れるちょうどいいチャンスだと思います。



詳細情報は、次のサイトでご覧ください。
http://www.skybldg.co.jp/event/mex/2016/01.html

出会い..遭遇..

かつて住んでいたメキシコのグアダラハラという町とその周辺の地名が
出てくるので懐かしいと思いますよ、とお客様から教えていただいた本、
著者はメキシコ人作家ファン・パブロ・ビジャロボスで、「巣窟の祭典」と
「フツーの町で暮らしていたら」の2作が1冊にまとめられています。



メキシコ人やメキシコに縁がある作家としてはカルロス・フエンテスや
ガルシア・マルケスの本も少し読んだことがありますが、とにかく登場
人物が多かったり、いろいろな物語が錯綜したり読んでいるうちに訳が
分からなくなることが多々あります。

また、日本人女優の菊池凜子さんが出演ということでメキシコ映画
の「バベル」が日本でも少し知られたかなという感じですが、前作の
「アモーレス・ペロス」がアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の
処女作で、グアダラハラ市出身のメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・
ベルナルが初めて出演した映画でもあります。



メキシコを代表する小説を読んだり映画を観たりすると、人との出会い
であったり、出来事との遭遇であったりということが、止めることができ
ない時間軸に沿って、人の数だけある様々な人生と人生との接点で、
それがどれ程ドラマチックな偶然でありまた必然なのかということが
強い印象として残ります。

そう思いながら自分の人生を振り返ってみると、これまでに出会った
友人や知人の人生が、自分の人生にも色付けされていることが
分かるような気がします。

9月16日に思う

この写真は、メヒコ・エン・ラ・ピエル-México en la piel'-という
タイトルのCDアルバムで、以前にもこのブログでご紹介した
ルイス・ミゲル-Luis Miguel-というメキシコを代表する歌手が
プロデユースし、彼の歌とバックのマリアッチの共演が素晴らしく
このアルバムはグラミー賞も獲得しています。



9月16日は、メキシコ合衆国の独立記念日で2010年にメキシコを
訪れたときは独立200周年に当たる年だったこともありまして、
この曲があちらこちらで流れていたのが印象的でした。

このアルバムのタイトルにもなっている曲は、いわゆる日本でも
よくあるタイプの"ご当地ソング"ではあるのですが、歌われている
地名の殆どを訪れたことがある僕にとっては、出てくる地名と共に
その土地の情景や友人・知人達との思い出が鮮やかに蘇ります。

メキシコという国、日本でその国名を知らない人はいないとは
思いますが、タコスやテキーラといった名産品を除いてはあまり
馴染みがないのではと思います。

日本から行くとルートや目的地にもよりますが、少なくとも15時間
またはもう少しの空の旅になりますが、例えばメキシコシティから
ニューヨークまでは2時間強で行けますし、スペインのマドリードへは
7時間程度で行くことができます。アメリカやカナダ、そしてヨーロッパ
への地の利があってメキシコは早くから自由貿易協定を各国と結び
世界の生産拠点としての役割を担っています。もちろん南米各国とも
地理上は言うまでもなく言葉による距離感もあり世界的に見ると
十字路のような位置関係にあります。

社会には常に表と裏がありますが、表の部分が前述したような
経済的なメリットとすれば、アメリカへ入国する不法就労者の拠点
にもなったり、麻薬など違法な物品を運搬する拠点になったりする
こともまたその地の利を生かされたデメリットと言えるでしょう。

自然・人・文化それぞれ異質なものが混じり合って渾然一体と
なったその明るさと胡散臭さが何よりの魅力だと感じていて、
その魅力と出会ってからはまさにその虜になっています。

今日は少し硬い文章になってしまいましたが、皆さん是非機会を
作ってメキシコへ旅してください!!
世界文化遺産や自然遺産が沢山ありますし、大都会の
メキシコシティ、モンテレイやグアダラハラでは日本とあまり
変わらないかも知れませんが、その他のところではまだまだ
時間がゆっくり流れていると思います。
プロフィール

TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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