少し前に裾が大きく広がった吹きガラスを使った壁の装飾をご紹介
しましたが、前回のものがお皿とすれば今回のものは花瓶を上下
逆さまにしたような感じになっています。
下の写真のように角度を変えてみるとよく分かりますが、籐で編んだ扇の
天井扇と交互に配置されて色味の少ない質素な天井に鮮やかに咲いた
花のような印象です。日本人ならおそらく籐や手すきの紙などを使った
大きめのペンダントライトを配置したりするんだろうなぁと考えたりするの
ですが、そこはメキシコ人、やっぱり色を使う感覚というか勇気というか
そういうところが実にユニークです。
写真提供 Viri Barba