アジア勢に押されて

グアダラハラ市に隣接する市のひとつにトナラ市があります。
今ではグアダラハラ市内で働く人々のベッドタウンとしても機能している街
なのですが、今でも民芸品・工芸品の街としても有名で、メキシコではセントロ
と呼ばれているダウンタウンを中心にいろいろな工房が軒を連ねています。

この街では、毎週木曜日に民芸品のマーケットが開かれるのですが、民芸品の
マーケットとしてはラテンアメリカで一番規模が大きいと言われています。

この写真をそのマーケットで撮影したものですが、ご覧になった方はきっと中国や
インドネシアで作られたバスケットだと思われた方も多いと思います。
でも、これらのバスケットは、全部メキシコで作られたものです。このような商品も
かつては海外に輸出されたりもしたものですが、今ではアジア製品に押されて、
ほぼメキシコ国内で消費されるだけになってしまいました。海外へは、精々アメリカ
などから訪れた観光客が土産品として持ち替える程度だと思います。

このような状況は、バスケットだけではなくガラス、陶器、織物、革製品など
多くの民芸品や工芸品にも言えることで、ラテンアメリカならではのスタイルや
デザインの商品が少しずつ姿を消していくのがとても残念です。


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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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