ロマンスのすすめ - その2 - "コーラス"

村上春樹氏の"海辺のカフカ"を読んでいたら、「ギリシャ劇にはコロスと呼ばれる
合唱隊が登場するんだ。..」というくだりがあって、ふと数年前の出来事を
思い出しました。
何がきっかけだったのかは覚えていないのですが、友人のラウルが、突然"君が代"を
日本語で歌いだしたのです。もう30年近い付き合いなのに、これまで一度も聴いた
ことがなかっただけに驚いて「えっ、どこで覚えたの?」って聞いてしまいました。
答えは「子供の頃、教会の"コロ"にいたんだけど、天皇陛下が来墨されるということで
陛下がみえたら歌うために君が代を教えられたんだ。」でした。
聖歌隊とか合唱隊という意味のコロ-coro-は、もともとラテン語じゃなくギリシャ語
だったんだと、目から鱗。そう言えば、古代ローマの貴族達はラテン語とギリシャ語の
バイリンガルだったと塩野七生氏の"ローマ人の物語"にも書かれていました。
そうか、英語の中にラテン語系の言葉が沢山あるように、ラテン語の中にもギリシャ語
起源の言葉が沢山入っているのか知れない、とつい考えてしまいました。
たった一つの言葉で、ヨーロッパ諸国の交流(友好?侵略?戦争?)の歴史というのが、
自分が想像するよりはるかに長いんだなぁと、改めて思いました。
英語のchorus-コーラス-もきっとこの流れなんだと想像できます。

教会の聖歌隊にちなんで、今日は、プエブラ州チナウアパン-chignahuapan-の
カテドラルの尖塔の写真です。この石組が、プレヒスパニック時代に作られた
ピラミッドの石組のようで興味深かったので撮影しました。

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いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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