タイルの家(その2)-Casa de los Azulejos #2-

前回に続いてメキシコシティにある"タイルの家"、その内部のご紹介です。
一階部分はカフェレストランとギフトショップで占められていているのですが、
レストランの一部は採光天井のあるパティオも利用されていて良い雰囲気です。
ただ利用客で混んでいたこともあって、すぐに二階へ上がってみました。
ステップ部分は予想どおりタイル貼りで踏板はカンテラ(自然石)でしたが、
ちょっと撮影が雑で残念でした。



上の階段の写真の左側に少し映り込んでいる部分、側面の詳細が次の写真です。
ここまでしなくてもと言うくらい敷き詰められています。メキシコ風ゴシックの
面目躍如といったところです。



さらに、見上げるとひとつ上の階段の裏側にこの装飾です。
これでもかというほどで、よっぽど白い面を残すのが嫌だったのでしょう。
この写真の左側に横縞のラインが見えますが、タイル貼りの天井の一部が見えています。



上の写真の花の部分を拡大すると、花弁が陶片で作られていて、真中の部分には
普通に使われる装飾タイルが埋め込まれているようです。こういったアイデアが、
いまでも実際に使えそうな感じです。内装なら石膏などでレリーフを作って真中に
タイルを入れたり、外装ならホワイトセメントなどと組み合わせられるでしょうか。
全体としては過剰な装飾ですが、よく見るとヒントになるようなことがありますね。

comment

⇒   byキリグア (URL)  at2010-02-03 01:42 X

青が多いんですね。やはりイスラムの影響なのでしょうか?
このタイルの家は古い家なんですか?グアテマラでも同じようなタイル細工が多少ありますが、ほとんど小物類、コースターなどのお土産用ですね。
でも床に敷くタイルは素敵なものがあり、うちの宿を作るときもそれを使いたかったのですが、この辺では手に入りませんでした。しかも今はすごく高いんです。このあたりでも昔の家はそのタイルを使っていますが、ただ同然だったんでしょうね。

”よっぽど白い面を残すのが嫌だった・・・”、これはどういうことなんでしょうね?やたら白い壁を忌み嫌いますよね。台所の壁もやたらと鍋やフライパンやカップなんかをかけたりして。

⇒   byTequilaMasa (URL)  at2010-02-03 19:42 X

>キリグアさん
メキシコのタイルはスペイン人が伝えたものなので、イスラムの影響はあると思います。前にこのブログでも書いたことがあるのですが、青色が魔除けになるとかで、窓まわりの外壁に青色を使ったタイルを貼ると聞いたことがあります。この建物は、伊達政宗の使節が宿泊したと言われていますので、それが本当なら17世紀の初め頃には既に建っていたということになります。それと、陶器の専門家じゃないのであくまでも推測ですが、当時は重油や電気を使った釜が無かったので、コバルト系の釉薬で出す青色の発色が一番安定していたのではないでしょうか。既にラスター釉や唐三彩のような色の陶器もありましたが、色つきは不良率が高かったとか何か理由があったのではないかという気がします。

メキシコ以外のラ米の国にもきっとタイルがあるだろうと思っていたのですが、グァテマラのタイルはどんなタイルですか?それも是非見てみたいです。

メキシコの外壁はカラフルですが、内装の壁は白が主流です。照明は殆どが間接照明なので、ライトの色を変えたりすることで、壁面の色を変える工夫などすることはあるようです。
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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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