タイルの家(その4) -Casa de los Azulejos #4-

今回でメキシコシティーのダウンタウン(セントロ)にあるタイルの家をご紹介するのは、
ひとまず最後になりますが、ネット上には沢山しかも綺麗な写真が掲載されていますので、
是非ご覧になっていただきたいと思います。
ただ、きっと綺麗な写真は容易に見つかると思いますが、過去の遺産としてのバロックを
見ると同時に、その中で使用されているタイルやカンテラ(自然石)など現存する素材を
そのバロックのデザインを参考にして利用してみるのも面白いのではないかと思います。

今日は、前回の階段を上がりきったときに見える建物の様子です。メキシコのこの時代の
建物によく見られる構造ですが、中空の吹き抜けに各部屋を繋ぐ回廊があって、パティオ
が上から覗きこめるようになっています。そしてこのパティオは、現在レストランの一部
として利用されていて、採光天井からの柔らかい日差しが良い雰囲気を与えています。
この吹き抜け構造は、今でもメキシコでは多くのシティホテルやリゾートホテルで見る
ことができますが、最新のリゾート(モダンデザイン)と言いながらデザインの原点は
こんなところにあるのではないかという気がします。



上の写真の左手の回廊部分はこのようになっているのですが、微細なデザインについては
ともかくとして、タイルのデザインを変えてみるとか、額のデザインを変えてみるとか、
柵のデザインを変えてみるとか、またそれらの素材を変えてみるとか、想像力を働かせると
"ゲゲッ、バロック!!"というような反応だけでなく、面白いものが見えてきそうな気がします。
何か個人レベルでも利用できるような要素があれば、生かしていただければと思います。

実を言いますと、若いときからヨーロッパの植民地だったアメリカやブラジルの音楽や文化が
好きで、どちらかというとヨーロッパではなく南北アメリカ大陸志向だったのですが、
このような建物を見るとイタリアを始めとするヨーロッパ各国を見て回りたいと言う気に
させられてしまいます。

comment

⇒   byキリグア (URL)  at2010-02-09 23:35 X

すてきですね・・・。
アンティグアは2階建て以上の建物を建ててはいけないので、こういう作りはありませんが、ケツアルテナンゴに行くと、古いホテルはこんな感じです、タイル張りではありませんが。ケツアルテナンゴはその昔、イタリアと提携都市だったらしく、イタリア人による設計の建物が多いそうなんです。ケツアルテナンゴのヨーロッパっぽい雰囲気が私は好きですね。
それにしても素敵な建物で、ますますメキシコに行ってみたくなりました。いつになるかなあ。その時は是非、いろいろアドバイスお願いします!

⇒   byTequilaMasa (URL)  at2010-02-10 22:47 X

>キリグア
ケツアルテナンゴも良い雰囲気の町のようですね。スペインではなくイタリアと提携していたというのは興味深いです。どうしてなんでしょう?イタリアからの移民が多かったとかでしょうか?グァテマラのことは全く分かりませんので、逆に色々と教えていただきたいです。

稚拙なメキシコ紹介のブログにもかかわらず、メキシコに興味を持っていただいて嬉しい限りです。このブログを始めた甲斐がありました。ありがとうございます。
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いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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