大時計 -El reloj monumental-

これまでに何度かプエブラ州にある小さな町サカトランのことを紹介してきました
が、まだもうひとつの大切な地場産業のことを紹介するのを忘れていました。
まずこの写真をご覧ください。真中に小さなゲージのように見えるのは、実は時計
なんです。大小の歯車が沢山あって、下にはいくつかの錘(おもり)が吊り下がって
います。鳩時計のように、この装置全体で小さな時計を動かしているのですが、
同時にもうひとつの時計を動かす仕掛けになっています。



さて、どのような時計を動かすかというと、次の写真のような時計です。
要するに一枚目の写真に写っている小さな時計は、モニターとして機能していて、
この装置の本来の役目は、この教会の壁面にあるような大時計を動かすことです。
日本では、デジタル表示で大きく時刻を映し出している時計は見掛けますが、
この写真のように大きな時計はもうあまり見なくなったような気がします。
メキシコでは、州庁舎や市庁舎などの公共の建物、それにこのように教会の壁や
尖塔などにも大きな時計が据え付けられていることがあります。こういう需要を
反映してだとは思いますが、サカトランには数社のメーカーが操業しています。
このエレメントを撮影したメーカーには、ミュージアムもあって製造工程を見学
することもできます。
この大きなアナログの時計が、メキシコの時間をゆっくりと刻んでいるようです。

comment

⇒   byotto (URL)  at2010-03-17 00:15 X

サカトランに数社も大時計メーカーがあるとは驚きです。 確かにたいていの町のソカロには立派な時計があって良い雰囲気です。 エスクィナパの市庁舎にもあります。
だけどこの大時計、時刻が合ってない。 時々近い時刻を指してるときもありますが偶然のようです。 見るたびに針の位置は変わってるんですけどね。 あれはきっと手動式だな、気が向いたときに誰かが手で動かしてるんだ、と息子が言ってました、まさかとは思うけど。
写真を拝見すると複雑そうですがメンテナンスが難しいんでしょうかね? 
隣の教会の鐘は時間ごとに鳴るし、正午きっかりにアベマリアを流してます。 時間の合ってない大時計と教会の鐘の響きは、メキシコの田舎町の風物ということでしょう。  
 

⇒   byTequilaMasa (URL)  at2010-03-17 22:44 X

> ottoさん
数社あると言いましても、大きなメーカーではなく、大きな時計を製作している小さな規模のメーカなので少し勘違いさせてしまったかも知れませんね。
多分、市庁舎とか教会とかに設置されている時計で表示される時刻は大切なので、このようにメーカーから定期的にメンテナンスが入ってる筈だと思うのですが、エスクィナパ市は時計のメンテナンスまで予算が回らないのでしょうか?メキシコでは意外と腕時計をしていない人が多いので、そういった大時計の時刻表示は大切だと思いますが、どうでしょう?
どちらにしろ機械式の時計なので、メンテナンスは絶対に必要だと思います。
神戸にも花時計がありますが、あの時計のエレメントも機械式だったらこのような機械が入っているのでしょうね。
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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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