モダンスタイル?

今日は、少し変わったアイアンの面格子です。モダンスタイルなのかアールデコなのか、
はたまたそういうデザインの範疇に入るものなのかどうか分からないのですが、施主の
意図はまわりと少し変わったものにしたかっただけなのだろうと思います。
石貼りの外壁にカンテラ(自然石)の窓枠、そしてこの面格子、どう見たって監獄のように
見えてしまいます。ここはオフィスだったか民芸品のセレクトショップだったか覚えて
いないのですが、普通の民家ではなかったことだけは確かです。
メキシコでは頻繁にでもないですが、このような独創的なデザインの面格子やフェンス
に出会うことがあります。きっと施主かその家族や従業員のような関係者がデザインし
たものと思われますが、既製品でないことだけは間違いないでしょう。と言うか、もと
もと日本のように○○サッシとかXXエクステリアなどという既製品のメーカーが無く、
アルミサッシの窓や引き戸でもサイズに合わせて作ってくれます。最近では、大都市や
その近郊で同じタイプの家が並んでいるところを見るようになりましたが、メキシコ全体
から見ると、まだまだ本当の意味で標準化が進んでいるものは少ないように思えます。
そう言えば、住宅メーカーなるものも存在しているのかどうか?多分日本のように大規模
な住宅メーカーはなく個人建築士の事務所が個別に存在しているのではないでしょうか。
このあたりの事情について詳しい方がいらっしゃたら教えていただきたいと思います。

comment

⇒ 勤労者住宅  byカイマン (URL)  at2010-03-18 14:09 X

全国的なことなのかどうか分かりませんけど、私の町ではINFONAVITという、日本で言えば住宅公団が郊外にどんどん勤労者住宅みたいなものを建てています。戸建てまたは2軒長屋のようなのが殆どですけど、バリエーションは殆ど感じられなく、30年40年後を想像すると恐ろしくなります。

⇒ Re: 勤労者住宅  byTequilaMasa (URL)  at2010-03-18 19:26 X

> カイマンさん
この勤労者住宅のことらしきことは少し記事のなかで触れましたが、大都市周辺では超標準化されたこのような住宅がどんどん建てられていますね。少し遠くから見ると頭にちょこんと黒い帽子を乗せた白くて四角い箱が並んでいるだけのようです。そういう住宅に使われる建材は、きっと標準化が進んでいるのでしょうね。
景色としてはどうかなと思いますが、劣悪な環境の地域も多いメキシコの現状からすれば、このような住宅の普及で暮らしが安定する人も多いのだと思います。そしてメキシコ人のことですから、そのうち外壁を好き勝手なペンキで塗って、ピカソやミロも驚くような景色を作り出すかも知れません。

⇒   byotto (URL)  at2010-03-19 04:37 X

住宅メーカーなんて聞いたこともないですね。 DF近辺のことは分かりませんが、地方都市や田舎町では、おっしゃるように個人建築士が下請けのアルバニールや電気工、配管工を抱えている状態です。 だけどそういうところに家を建ててもらうのは富裕階級ですよ。 実際、建築士に任せれば非常に高額になるし、まともな管理もしないから、良いことはあんまりないです。 都市部では建築許可が必要だし、まともにやれば手続きも煩雑になるから、そういう手間をとれない人には建築士を使えば便利でしょうかね、役所にコネもあるし。 まあ任せとけばそれなりの家がそのうち建つ、程度ですね。 建築士に窓やドアはこの大きさで頼む、なんて決めといても現場ではそんなにきっちりとやらないし管理もしないので、取り付ける段になって測ってそれに合わせたのを作る、ということになります。 既製品に合わせるという発想がないんですよね、逆なんです。 
僕はメキシコで自分で家を3軒建てましたが、意に反して窓やドアの大きさは数センチほ範囲でバラバラになっちゃいましたよ、なんべん言うても分かってくれへんかった(涙)。
話はそれていきますが、メキシコでは一般庶民、労働者階級の人達、田舎の人達にとっては、家は自分で建てるものです。 多くの人は、まず土地を手に入れ掘っ立て小屋を作ってとりあえずそこに住みながら、休暇や週末にどこにでも無数にいるアルバニールを雇って、自分でクロッキーを引き段取り管理し、自分も労働者になってです。 頑張れば建築士に任せるのの半額で、自分の好みの独創的デザインのちゃんとした家が出来ます。 INFONAVIT程度の家なら楽勝でしょう。
さてそのINFONAVITですが、政府がやってる長期ローンの簡易住宅ですね。 ペイロールのある仕事(社員)をしていれば貸してくれるはずです。 だけど僕は嫌いですね、金利もきっちりとってるし払えなかったら取り上げちゃう。 体裁の良い奴隷制度ですよあれ。 借金でがんじがらめにして一生ウサギ小屋に住んで労働者やって搾取されて、俺達を楽に食わせてくれってことですな。
以前、会社勤めしてた頃には、従業員に良く相談されましたが、謝金せずに地道に小金を貯めては壁を立ち上げ屋根を乗せ床を打ち、何年かかけてコツコツ自分で家を建てろって、いつも言いました。 言うこと聞いてくれる子は少なかったですけどね。    
    

⇒   byTequilaMasa (URL)  at2010-03-19 22:02 X

>ottoさん
メキシコの現状を詳しく説明してくださって、有難うございます。
概ね20年前と変わらない感じがします。常にインフレの国ですから、鉄筋とかセメントとか資材だけは資金のあるときに確保して、時間のあるときに家族総出で建築に取り掛かるといったイメージですね。
ottoさんのメッセージで、その重要さが理解できると思う存在が"アルバニールですね"。
メキシコでは、このアルバニールやハルディネロといった存在が欠かせないと思うのです。
ちょっとスレッドが長くなっても構いませんので、アルバニールやハルディネロのことをメキシコ現地から、その生の存在を説明していただけないでしょうか?
ottoさんのブログで紹介していただいても結構ですので、お願いいたします。
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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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