もっとワイルドに..

一昨日の記事でご紹介したアイアンの面格子は、かなり尖っている感じでしたが、
今日の面格子はさらにワイルドな感じです。前回の面格子が監獄風なら今回のも
監獄風ではあるのですが、凶悪犯か宇宙からのエイリアン用とでも言えるような
感じがします。かなり頑丈そうに見えますね。



いつだったか日本を代表する建築家・磯崎新氏の著作を読んでいたときのことです。
メキシコの民工芸品を扱うようになってからというもの自然素材+手作りが最上と
考えていたのですが、モダンスタイルやポストモダンスタイルの立場からすると、
“アルミ、炭素鋼、板ガラスなど工業的に大量生産される素材”をどのように建築資材
として生かすかに腐心する、というような内容のことが書かれていて、自分の情緒的な
頭をぶん殴られたような気がしました。エッフェル塔と東京タワーのどちらが美しいか
という議論に似ているようにも思えます。
上の写真の面格子のアップです。炭素鋼の鋼管とワイヤーロープを使っています。
いつも手作り、手作りとは言っているのですが、こういうデザインにも感服です。

comment

⇒   byotto (URL)  at2010-03-20 01:50 X

メキシコの地方都市の旧市内は、小さな道が入り組んでいて、住宅が道に沿って全く隙間無く、前庭も皆無で並んでいます。 寝室や居間が直接道に面していることが多く、縦長の大きな窓に頑丈な鉄格子がはまっていますね。 最初の頃はまるで谷底を歩いているようで異様な感じがしました。 遊びのスペースはないし、寝室の窓のまん前を通行人が通るなんでなんだか居心地が悪そうですし。
だけどもカーテンや門や開いていて、おもわず覗き込めば、中庭がすばらしい庭園になっていて、棒立ちになって見とれてしまう、なんてことがよくありまして、だんだん好きになって来ています。 
今回の鉄格子は、ワイヤーロープが秀逸ですね。 これを使ってるのは、炭素鋼管の溶接が難しいからですか、それとも美的感覚からなのでしょうか? 
 
 

⇒   byTequilaMasa (URL)  at2010-03-20 09:44 X

> ottoさん
京都の町屋もちょうどそんな感じですね。京都の場合は間口の大きさで税を決めたとかっていう話を聞いたことがありますが、メキシコは防犯上の理由からでしょうか。とにかく、メキシコの場合はパティオですし、京都の場合は坪庭といったように何か外面を控え目にする理由があるのでしょうね。
この面格子ですが、鋼管の溶接が難しいとは思えませんので、純粋に意匠のためだと思います。ちょっとした工夫なんですが、見事ですね。
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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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