やっぱり性に合わないこと

メキシコに住んでいたときに、心のどこかで違和感を感じていたことのひとつに
レストランやホテルに車で着いたときの作法があります。

まだ外国を知らなかった若い頃、アメリカ映画などを見ていて、紳士然とした人が
ホテルなどに車で着くとベルボーイがさっと車のドアを開け、何も言わずにその紳士
からキーを受け取り別のボーイが車を駐車場に運び、紳士は何も無かったかのごとく
そのままホテルの中に消えていく。無意識のうちに流れるこのようなシーンを見て、
日本ではありえないあまりにも外国的で未来永劫自分には全く関係のない世界だと
当然思っていました。

ところが、冒頭で書いたように違和感を感じながらもさも当然のごとく、そこそこの
クラス以上のレストランやホテルへ車で乗り付けると、この映画の紳士のように一連の
作法をこなさないといけません。けっして、自分で駐車するからと言って強引に車を
駐車場に持っていくのはよろしくないのです。少なくとも僕が住んでいた80年代は
そうだったのですが、最近では5つ星クラスのホテルでもそのような作法がなくなって
いるところも多いようですが。

日本から外国へ、また外国から日本へ移動するときには、都度つどに意識のスイッチを
切り替えることは得意な方なのですが、まだまだ日本では若輩の20代後半から30代
に掛けての時期にこのようなことを経験して、生来の貧乏性のためかどこかに罪の意識
があったような覚えがあります。
じゃ、今はもうそういう作法はやらないのかと言われると、今でもメキシコに行って
そういう状況があれば、それはそれ、作法どおりに振舞わないといけないわけです。

comment

⇒ まあね  byカイマン (URL)  at2010-10-20 06:34 X

まぁ今から思うと赤面することがたくさんありますね。
でも、その手の作法をいくら上手にこなしても、所詮異文化の東洋人。
だいたい乗り付ける車が、日本ブランドの大衆車じゃ、どうにもサマになりませんでしたね。
また、ホテルやレストランなんかの作法ばかりじゃなく、町中で何か親切を受けたとき、感謝の気持ちをお金に置き換えるときの相場、これはいくら場数を踏んでも分かりませんね。

⇒ Re: まあね  byTequilaMasa (URL)  at2010-10-20 22:45 X

> カイマンさん
全く同感です。さりげなく、尚さりげなく振舞うのが鉄則ですね。
肩に力が入って、歩き方さえ違っている胴邦を目にして、ことさら勉強になった記憶があります。
チップやその他の作法についても恥を忍んでメキシコ人にしつこいぐらいに聞いていました。場所や状況によって相場も変わるので、今でも同じように聞くようにしています。

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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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