ゴヤの絵

上野の国立西洋美術館で開催されているゴヤ展もそろそろ会期を終えようとして
いるらしいですが、上京する機会もなく残念な気持ちでいっぱいです。
いつかマドリードのDel Prado-デル・プラド-にでも行けたらいいのですが。

ゴヤの絵に沢山触れられたのは、ここメキシコシティのソチミルコにある
ドレーレス・オルメド美術館での特別展でのことでした。
この美術館は、フリーダ・カーロの作品を沢山所蔵していて、それらの作品が
常設展示されていることで有名なんですが、訪れたときにピカソとゴヤの特別展が
開催中で、かなり多くの作品が展示されていました。
特に、ゴヤのデッサンが多く展示されていて、闘牛の牛を描いたデッサンなどは
シンプルだけど力強くて、小さい作品にもかかわらず見入ってしまうような迫力が
ありました。これらの作品を見るまでは、教科書で習った程度の認識しかなかった
画家ですが、いまではもっとも好きな画家のひとりです。



去年の11月に、京都市美術館で開催されていたワシントン・ギャラリー展には
近場なので行けたのですが、若い頃は好きだった印象派の作品だけど、
いまではそんなに..などと思いつつ行ってみましたが、やっぱり本物は機会が
あれば見ておくものだなぁと痛感しました。

かつては、貴族や特権階級しか見ることができなかった芸術品が、
わずかな入場料を支払えば下々の者でも見られるような世の中になったのですから、
ああだこうだと理屈を並べる前に鑑賞に行くべきですね。
ヴァン・ゴッホの絵は、特に好きな絵ではないのですが、メトロポリタンで見たときに
心臓がバクバクした覚えがあって、あれはきっと高価な絵画を手でも触れられるくらい
近くで鑑賞できた展示の仕方によるものと思っていたのですが、今回の京都でも同じ
ような感じになって驚いてしまいました。
アーティストが、作品に込めたものが伝わってくるというのを改めて実感しました。

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⇒ 不思議な世界  byカイマン (URL)  at2012-01-20 10:41 X

もう2年経っちゃいましたけど、日本の友人がリベラの絵を見たいというので、美術館なんて殆ど行ったことのない私が30カ所ほど道案内して歩きました。このドローレスは奇麗な庭園があってメキシコ犬が遊んでいたので、絵心のない私にも記憶に残りました。 それにしても、ここをはじめ、行く先々でリッチな社会との関わり合いを感じ、革命即赤貧というイメージの単細胞人間の私にはリベラが革命画家だってのがどうしても飲み込めません。

⇒ Re: 不思議な世界  byTequilaMasa (URL)  at2012-01-20 21:34 X

> カイマンさん
"arte-mexico.com"などのサイトにアクセスするとメキシコシティのギャラリー情報が詳しく入手できます。プレイスパニックから現代アートまで幅広く紹介されてます。イタリアでは、八百屋のオジさんまでオペラを口ずさんでいるらしいですが、メキシコでも日本人が想像する以上に一般の人たちが、クラシック音楽や西洋絵画に対して普通に接しているのに驚かされますね。
メキシコ革命を先導した人達は、総じて富裕階級の人達だったですね。戦後日本でも左翼的な文化人というのは、割合裕福なインテリが多かったような感じですが、確かに革命といえばプロレタリア革命のイメージが強い感じがします。やっぱりそれぞれの世代の時代感覚に影響されるのでしょうね。


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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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