んー、日本では...

メキシコから民芸品を輸入する場合、雑貨的なものではなく比較的
大きいサイズのテラコッタ(素焼き)やアイアンのクラフトを発注するには、
やはり現地で作り手と話をしながら決めるというのが買付けのコツ
ではないかと思います。

作り手を訪ねるとき、デジカメやインターネットというツールがこなれてきた
この時代にカタログ代わりの写真集くらいはあるだろうと大方の日本人なら
考えるだろうと思いますが、そういう期待は外れることが多いのです。

大きいサイズのクラフトは、ショッピングセンターやホテルなどの装飾
として採用されることが多く、それには建築事務所やディベロッパーに
所属する建築士やインテリアデザイナーが大きく関わっていて、
クラフトの工房へ独自のデザインを持ち込んでオリジナルを制作
させることも頻繁にあるわけです。

工房は工房で、そういう経験もあって日本から買付けに行った者に対しても
"日本なら、こんなのが絶対受けるから"と、とんでもない大きな鉢や装飾品を
強く勧められたりします。こちらの営業力やキャパシティを無視してどんどん
勧められるのですが、無理なものは無理なので、日本ではこれこれ云々の
事情でなかなか売れないと説明して納得してもらうのです。

神戸の六甲アイランドにあったジェトロインポートスクエアに出店したとき
にも痛感しましたが、日本では西欧風・北欧風のデザインやインテリアが
主流で、ラテンアメリカの土着的なテイストが感じられるものやヨーロッパ
であっても南欧風のものは、どうしても傍流になってしまうようです。


写真提供 Viri Barba
"Puerto Bahia SPA" に採用されたテラコッタ製の立像

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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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