カンテラ -Cantera-

メキシコの建築や建築装飾にカンテラは欠かせない資材です。
スペイン語でカンテラとは本来“石切場”つまり採石場を意味する言葉です。
ところがメキシコでは、建築に用いられる一群の石をカンテラと呼んでいます。
この石は、少しもろいですが加工がしやすいので、内外装ともにいろいろな場面で
用いられています。県内の博物館でその石のサンプルを見ていただくと凝灰岩に
近いという判定でした。
日本でいうと大谷石などに近い種類ではないかと思われます。

以前の記事では、五番街のマリーの写真に写っているオスピシオ・カバーニャスの壁面、
そしてクエルナバカの写真にあるバラ窓、花と箒の写真にあるボールなどが全て
カンテラと呼ばれる自然石です。
色も多彩で、ピンク、オレンジ、グリーン、グレー、イエロー、ホワイトなどがあって、
産地によって濃淡が違ったりすることもあります。このようなことから色や産地の名前が
石の名前になっていることも多いです。

この写真はグアダラハラから車で2時間程のところにあるタパルパ-Tapalpa-という
小さな山の町です。ハイキングや乗馬を楽しむことができる場所で、別荘地としても
人気のあるところです。移っているのは、町の中心であるカテドラル前の広場で
この噴水と奥の教会の入口周りにある装飾とファサードの一部がカンテラでできています。
カンテラは、メキシコの街や村をメキシコらしくしている一番の資材だと思いますので、
これからも沢山の写真を紹介していきたいと思います。


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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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