貫入(かんにゅう)

メキシカンタイルと切り離せないものに貫入があります。
日本でもお茶の世界で一楽・二萩・三唐津と言えば茶碗ですが、
萩焼や唐津焼もこの貫入で特徴づけられています。
特に萩焼は、長年使っているうちに貫入から茶が浸みて、
骨董の世界でも「けしき」と呼ばれるような色合いになり、
大変珍重されたりもしています。

貫入は、陶土を素焼にしたものに釉薬を掛け二次焼成したあと、
土台の陶器と釉薬の収縮率の違いによって釉薬表面のガラス質の
部分に形成されるものです。
メキシカンタイルが貼られたバスルームやキッチンにいると、
なんとなく温かみを感じさせるような気持になります。
きっとそれは、貫入により日光や照明などの光が微妙に乱反射して
いろいろな光をミックスし和らげる働きをしているのだと思います。

この貫入とうまく付き合っていくことは、メキシカンタイルを使う上で
もうひとつの楽しみになることでしょう。
小さな"ひび"が、この画面でご覧になれるでしょうか?
これが貫入と呼ばれているものです。


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TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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