TIEPの仲間たち -もうひとつの落とし穴-

TIEPとは"Texas Intensive English School"のイニシャルです。
以前にオースティンの記念という記事の中で登場したのが、この英語学校です。
この学校には97年1月からスタートする16週のコースに参加しました。
サンアントニオに住む友人が勧めてくれたのですが、手続きはインターネットを
通じて全て自分で行いました。今から13年も前のことですが、既にこういう
手続きも全てネットでできるようになっていて、便利な世の中になったものだと
実感したものです。わずかその倍と少しの30年前にブラジルへ渡航するときには、
現地との手紙のやりとりだけでも大変な日数が必要だったことを覚えています。

アメリカに長期滞在しながら商材を探すのが目的ではあったのですが、
せっかく英語学校に通うからにはしっかり英語を勉強もしたいと考えていました
ので、日本人が比較的少ないということも、この学校を選ぶ理由のひとつでした。
またテキサス大学オースティン本校の施設が自由に使えるというのも魅力でした。
滞在中は、できるだけ日本語を話さないようにするために日本人とはあまり親しく
なりすぎないよう注意しようと心掛けていました。ただ、たとえ日本人がいても
二十歳前後の若い人たちが中心なので、もう40歳を迎えるオヤジには心配しなくても
若い人たちの方から敬遠してくれたようです。

ただ、もうひとつの落とし穴には、全く気が付きませんでした。
それはスペイン語です。この学校には、メキシコをはじめとするラテンアメリカから
の生徒が沢山きていたのです。入学時のクラス分けテストのときに隣に座ったのが
同じクラスになったコロンビアのマルガリータでしたが、その時は同じクラスに
なるとは思ってもいなかったので、消しゴムを貸して欲しいとか何とか言われたときに
迂闊にもスペイン語を話してしまったのです。
クラスでは最初のうちマルガリータも僕がスペイン語を話すことを黙ってくれて
いたので、スペイン語圏の男子がいなかったのを幸いにメキシコ人の女の子たちが
スペイン語でなんやかやといろいろな話に興じたり騒いだりしていました。

1週間と少しは耐えてくれたマルガリータでしたが、とうとう我慢しきれず、
もうそのとき既にリーダー格だったメキシコ人のマリベルに、マサはスペイン語が
分かるよと教えてしまったのでした。それからが大変、一瞬顔を赤らめたマリベルと
ラウラが、"何を聞いた?"とか彼女たちの間でも"何を話していたたかな?"とか、
"自己紹介の時にスペイン語が話せるとか言わなかったじゃない"とかクレームされて
しまいました。いろいろあった挙句、このことをきっかけにメキシコ人グループの
一員のような感じになってしまったのでした。


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Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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