タコス・アル・パストール - Tacos Al Pastor -

メキシコと云えばタコスなんですが、タコスにもいろいろなスタイルがあります。
もっと云えば、タコス屋さんの数だけスタイルがあるとも云えるのですが、そこ
まで広げると際限がありませんので、メキシコにある一般的なスタイルのなかで
話をすると、この写真にあるようなタコスなら、初めてメキシコに行った人でも
見分けがつくだろうと思います。



1月に恵比須神社へお参りにいったとき、参道の露店のなかにトルコのケバブを
売っている店があったのには驚きましたが、鯛焼きや綿菓子と同列にあるとは思
えない想定外の存在だったので、外国人がこんなところにまで浸透していること
にただ純粋に驚きました。

ちょっと脱線してしまったとお思いになるかも知れませんが、このケバブが本日
の主役であるタコス・アル・パストールを説明する上で実に便利なんです。
おそらくトルコのケバブもメキシコのタコス・アル・パストールも元を辿れば同じ
ところから発祥しているのではないかと想像できます。

ケバブは羊肉でアル・パストールは豚肉を使いますが、付けタレに漬け込んだ
薄切り肉を棒状の金属に重ねるように突き刺したものを回転させながら焼いて、
食べるときは外側の焼けた部分をそぎ落としてケバブはピタパン、そしてアル・
パストールはトルティージャに挟みます。肉の厚さや漬け込むソースが全く違う
ので最後に食べるときは全く違うものになってしまいます。

個人的にはやっぱりメキシコのアル・パストールの方が断然好きです。
この写真は、少し前の記事でご紹介したメキシカンタイルのバーカウンターが
あったレストランの外側でタコス・アル・パストールを調理しているところです。
換気扇のフードにメキシカンタイルが貼られている良い雰囲気が出ていますね。

マリアッチも好きなんだけれど...

"Miles Ahead"という映画を見てきました。
マイルス・デイヴィスの空白の5年間(フィクション?)を描いたという映画でしたが、
ちょうど大学に通っていた期間とぴったり合って、マイルスの自宅でパーティーが
開かれている場面で、ボズ・スキャッグスの"Lowdown"を流していたのですが、
Big Band Jazz部の隣室にあった軽音部の先輩達がよく演奏していた曲で、
福生にある米軍基地内のホールで彼らが演奏するというので付いて行ったときにも
演奏した曲なので思い出深かったと同時に、時代的な感覚も整合できた気がしました。

あの時代、マイルスは既にジャズ界の巨人であった筈なのに個人的にはあまり
聴かなかったけど、全盛だったフージョンジャズのミュージシャンの多くは個性的では
あったけれどマイルスのDNAを一部に引き継いだ人が多かったので、常にマイルスの
音楽性に触れていたと言っても過言ではないかも知れません。

社会人になって数年が経ちメキシコへ行くことになったのですが、メキシコで音楽と
言えばやっぱりマリアッチ、特にGuadalajaraではマリアッチの発祥の地ということも
あって、パーティーでもレストランでもいつもマリアッチという環境でした。
当時もマリアッチは大好きで今でも聴いていますが、やはり学生時代に聴いていた
音楽が懐かしくなることもありました。

前にも触れたことがありますが、そんなメキシコのグアダラハラにある世界遺産の
オスピシオ・カバーニャスのパティオでチックコリア・エレクトリックバンドのライブが
あったので聴きに行ったり、同じ頃に仕事でニューヨークの展示会に行くことに
なったので、スィートベイジルでギル・エバンスのオーケストラを聴きに行ったりした
のですが、ギル・エバンスやチック・コリアはまさにマイルス・デイヴィスの兄弟の
ような人達なので、知らず知らずにマイルスの音楽を聴いていたのかも知れません。


オシピシオ・カバーニャスの広いパティオに続く回廊

バーカウンターのタイル

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

毎年遅いご挨拶で申し訳ございません。
時間が経つのは本当に早いですね。

家族でカンクン旅行をしたのも、ほんの数年前のような気が
するのですが、もう10年も経っていたので驚きました。

グアダラハラからカンクンに移動して、最初の夜に食事をした
レストラン。もちろんメキシコ料理のお店で、音楽はもちろん
マリアッチ。楽しく賑やかに演奏が続いて、お客さんも一緒に
なって歌いそして飲む、お酒はテキーラですね、やっぱり。

お店のバーカウンターは、メキシカンタイル貼り。
派手だったら何でも良いっていう出鱈目な感じがメキシコ的?



近寄って正面から見るとこんな感じです。
自由な感じが本当に良いですね。個人宅ならともかくとして、
お店だったらこのくらい派手な感じでもいいんじゃないでしょうか。

cancun07.jpg

備前市へ

以前から一度は訪ねたいと思っていた備前市を訪ねてきました。
日生の海岸近くや伊部の町並みをゆっくり歩きたいと思っていま
したので人出で賑わう陶器市の日を外しました。

まずは、日生に昼までに到着するように神戸を出発しました。
日生はカキの養殖を利用してアマモ場を再生させる里海活動で
有名なのですが、そのカキが入った有名なカキオコと呼ばれて
いるお好み焼きで腹ごしらえをして旅をスタートさせました。



そして伊部に移動。まずは氏神様の天津神社を参拝。
どこに行ってもタイルがあれば目に入ってしまうのですが、
この地の氏神様には備前焼のタイルが貼られていました。

bizen01.jpg

神社へ向かう通りには窯元や陶工の店が軒を連ねています。
町並みのほとんどが和風なのですが、このようなモザイルタイル
で装飾されたギャラリー風の窯元さんのショップがありました
ので、撮影させていただきました。

bizen03.jpg

これまで訪ねた常滑・信楽・立杭などの陶器の郷で比べると
随分と洗練された印象でした。駅に近いところで常滑の町で
見たような土管の外壁がありましたので、常滑のことも思い
出しながらのショットです。

メリケン波止場

中突堤に深海6000の見学に行った帰り道、元町方面へ向かうとき
久し振りにメリケン波止場にある公園を通って行くことにしました。



来年、開港150年を迎える神戸なんですが、このメリケン波止場でも
いろいろなイベントが予定されていることもあって、公園を再整備するため
の工事が急ピッチで進められていました。

そんな公園の中にタイル屋さんとしては気になるモニュメントがありました。
いろいろな大きさにカットされたタイルをモザイク状に貼って、巨大なオカリナ
のような造形です。背景にあるモダンな博物館やホテルの外観となかなか
良い対比になっているし面白い景観でしたので皆さんにご紹介です。

Kobe19.jpg

近付くとこんな感じでタイルが貼りつけられているのが分かります。
一つひとつのタイル片は案外と大きいなという印象でした。
古代ローマ時代のモザイクのような小さなものではないのですが、
大型のモニュメントのような造形ならこんな感じで貼りつけても遠目で
見るならそこそこ良い感じに見えるものなんですね。
メキシコのタイルを使って、何かこのようなものが作れればいいのですが。


プロフィール

TequilaMasa

Author:TequilaMasa
いつしかメキシコのハンドクラフトが人生の相棒になっていました。

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